保護者からの質問と、大学からの回答(2022年3月)

2022年1月に保護者懇談会を計画した際に、会員(1年生、2年生保護者)から質問がありました。大学から回答がありましたので、ここで紹介いたします。なお、回答内容は2022年2月時点のものです。


1.コロナ禍での授業について(1)

質問

  • 授業は対面は増えるのか?オンラインだとやる気が失われているようなので対面を増やして頂けるとありがたい。
  • 今後の授業は、全面的に対面授業となるのか?

回答

2022年度開講科目の授業運営については、2022年2月現在、以下の内容を基に検討しております。正式に決定いたしましたら、本学公式サイト等でお知らせいたします。

  • 教室における面接(対面)授業を基本とします。その上で、コロナ禍による影響が治まり、2019年度までの状況が前提になった際には、文科省が示す条件の枠内において、遠隔形式で開講することが望ましい、あるいはメリットがある科目については、一定程度、「遠隔授業科目」として実施することにします 。
  • これらの授業運営に関連する事項については、学生及び教職員の安全と健康を最優先する必要があるため、社会における新型コロナウイルス感染症の感染状況や大学の感染拡大対策(基準)によって、変更する場合もございます。


2.コロナ禍での授業について(2)

質問

対面授業が2年間出来ていない事に対する3年以降の対応策を聞かせて欲しい。学費の返還をご検討いただきたい。

回答

これまで面接授業を受講する機会が少なかった学生(特に現1・2年次生)ができるだけ多く面接(対面)授業科目を選択できるよう配慮してまいります。

学費に関しましては【学生・保護者の皆様へ】学費(授業料・施設設備費等)に関するお知らせをご覧ください。(https://www.u-tokai.ac.jp/news-notice/20295/


3.コロナ禍での授業について(3)

質問

  • コロナ対策について(ワクチン接種、リモート授業、支援)。

回答

コロナ対策については東海大学サポートセンター(https://www.u-tokai.ac.jp/news-notice/20257/)で個別対応いたします。

湘南校舎では3月頃より3回目のワクチン接種を行う準備を進めております。


4.札幌キャンパスと就職と教学に関して

質問

  • 札幌キャンパスの学生の道外企業に対する就活の進め方について。
  • 札幌キャンパスの今後の授業形態について(現状の様にオンラインが多いのか)。

回答

札幌にいるから北海道以外の就職は難しい、出来ないということはありません。東海大学に寄せられる企業・団体の求人票につきましては、全学共通のシステム(キャリア支援ナビ)を学生たちは利用しております。更に札幌キャンパスでは「道外就職希望者向け就職ガイダンス」等も実施しております。また、今までは様々な就活イベントはその実施される現地へ赴く必要がありましたが、コロナ禍における就職活動では、報道等でもご承知おきかと思いますが「オンライン就活」の対応が始まりました。説明会やインターンシップ、採用選考(面接)などオンラインでの参加ができるものが増えました。これにより首都圏にある企業も地方からの優秀な学生を獲得できるようになったとも言われております。オンライン就活に関してはコロナの収束の有無に関わらず今後も続いていくものといわれています。他キャンパスの各カレッジごとにキャリア担当がおり、連携を取り合って様々な情報交換・共有を行い学生に対しても情報提供を行っております。

今後の授業形態ですが、感染状況などの社会情勢を踏まえつつ、対面での授業を増やすよう計画中です。教室の受入れ人数を減らすため、例えば、学期14回の授業のうち、半分の回数を対面、もう半分の回数を遠隔にするなど、感染対策しつつ授業形態を工夫し、対面授業を増やすよう計画中です。回答時点では全国の感染者数が過去最高が続いている状況です。今後も「3密の回避」など基本的な感染防止対策を徹底しながら緊張感を持って授業運用をいたします。


5.災害対策について

質問

  • 地震(南海トラフ)及び津波対策について。

回答

本学公式サイトに「危機管理ガイド」を掲載し、学生へは校舎毎に校舎配置図と避難経路が分かるように情報提供をし、注意喚起を行っています。

https://www.u-tokai.ac.jp/news-notice/43326/

特に、校舎が海に面している清水校舎では、津波を想定した避難訓練も実施しています。(https://www.u-tokai.ac.jp/news-campus/17758/

また、災害時の安否確認を行うシステム『安否確認システム』を導入し、災害時における情報伝達・情報収集を行ないます。震度6弱以上の地震発生時、昼夜休日を問わず大学から安否確認のメッセージが送信されます。


6.事故対応授業について

質問

  • 授業の中でケガをした場合の対応について。

回答

授業中のケガの対応については、各校舎には健康推進室が設置され、そこには保健師等が常駐しており、急患の対応を行なっています。健康推進室では、応急処置を行い、必要があると判断された場合には病院等に搬送することもあります。

なお、本学には医療費の補助制度「学生健康保険互助組合」があります。学生は、入学時に入会金・組合費を一括納入しており、入学と同時に会員となっています。保険診療(歯科治療等一部の疾病は除く)の実費負担相当額(上限あり)を給付します。さらに、授業・課外活動中等公傷と認められた場合は、特別給付として社会保険適用外の診療及び歯科治療に対しても治療を受けられる場合があります。


7.学校生活について(1)

質問

  • 現在、1年生で湘南キャンパス。2-3年生は代々木キャンパス。4年生は(この学年だけ)高輪キャンパス。現在、湘南キャンパス近くに住んでいて2年生になったらどこに引っ越しをしようか考えています。4年生の学校生活を知りたいです(毎日学校へ通うのかなど)。

回答

就職活動が終了、そして順調に単位が取得できているのが前提ですが、4年生の春学期後半から秋学期は卒業論文作成に取り組んでいる状況です。大学へは週1から週2回で登校する学生が多いです。


8.学校生活について(2)

質問

  • 子供がトラブルに巻き込まれてしまったような場合はどうすればよいか。

回答

各カレッジにご相談ください。大学としては、法律相談(湘南)ができる体制を整えています。

学生相談窓口(参考URL:https://www.u-tokai.ac.jp/campus-life/support/consultation/


9.学校生活について(3)

質問

  • 医療費の補助制度があるようですが、具体的に教えてください。

回答

学生健康保険(病気や怪我で保険診療を受けた場合に、自己負担分を補う制度)

限度額は、1ヶ月につき、通院・入院各40,000円まで。

【注意】交通事故・歯科治療・整形などは、適用外

【手続き】窓口または郵送での手続き。申請は、診療の翌月以降から3ヶ月間になりますので、領収書を無くさないように注意してください。

(参考URL:https://www.u-tokai.ac.jp/examination-admissions/admissions/insurance/


10.学校生活について(4)

質問

  • 単位の取り方や履修のしかた、留年について。

回答

卒業に必要な単位数は124単位。また、1セメスターで履修登録できる単位数は24単位が上限となっています。(医学科等一部の学科は除く)

※各セメスターで24単位を修得しなければならない・・と言うことではありません。もちろん、卒業に必要な単位数は124単位以上を取っても構いません。

(セメスター制度について:https://www.u-tokai.ac.jp/education-research/semester/

(GPAについて:https://www.u-tokai.ac.jp/education-research/gpa/

履修登録が年に2回、4年間で8回あるので、自分の興味や進路に応じて柔軟に履修計画が立てられます。
履修計画はカリキュラム表に従い、卒業に必要な単位数および科目区分ごとの修得すべき単位数を充足するように立てます。その際、学問系統や先修条件、科目のグレードナンバー(【参考】工学部精密工学科:https://www.u-tokai.ac.jp/ud-engineering/dpt-precision-engineering/educationpolicy/)などを参考に、どの科目を、どのセメスターに履修するのか、入学時にまず4年間(医学科は6年間)の計画をたて、その後、修得状況などに応じて履修計画の修正や変更を行います。

また、本学には医学部等の一部の学部を除き、留年制度はないため、各セメスターにおいてあまり単位が修得できていなくても次のセメスターに進みます。しかし、3年次生(6セメスター)終了時に「卒業研究等の必修科目を履修する条件に達していない」「修得単位が少なすぎる」等の理由で、「4年間で卒業に必要な単位の修得ができない」と判断されてしまうケースも生じています。

なお、本学では、学生の修学及び学生生活支援の目的のために指導教員制度を設けており、学生は、修学及び学生生活上のことについて援助が必要なときは、指導教員等に相談することができます。早期に把握できれば、挽回できることもあるので、困った時はなるべく早めに相談することが重要になります。

計画的に履修を行い、単位を修得していくと、どこかのセメスターで、0単位 (空セメスター) とすることができます。それによって・海外留学、ボランティア活動、就職活動に向けた準備、資格取得などに 集中的に取り組むことができます。(全く履修しないセメスターを「空セメスター」と言っています。授業料の控除はありません!)


自分の入学した学科だけでなく、他学部他学科の科目を学ぶことができます。

例:建築学科の学生が芸術学科デザイン学課程の科目を学ぶ、など決められた科目から16単位を修得すると「副専攻」として、さらに、30単位を修得すると「副専攻アドバンス」として認定されます。


キャンパスを超えて学ぶことができる制度です。これにより、他学部他学科の科目を履修する幅も広がります。


入学前に考えていた授業の内容と、実際に受けた授業の内容が異なる、または、他学部他学科履修をしたことにより、その学科に進みたい、などの理由で、転学部転学科を希望するが学生に対して、年1回(10月中旬)転学部転学科試験が行われ、合格すると学部学科を移ることができます。


11.学校生活について(5)

質問

  • 奨学金の種類や取り方、返済について。

回答


12.就職について

質問

  • 公務員を目指している場合、大学で開いている講座について、その時期や申し込み方、費用について。

回答

東海大学埼玉県後援会

東海大学埼玉県後援会向けのホームページです。

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